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芍薬

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芍薬(シャクヤク)

花言葉は【生まれながらの素質】
「立てば芍薬、座ればボタン、歩く姿はユリの花」

 

芍薬 花言葉 シャクヤク
芍薬 シャクヤク 花言葉 立てば芍薬座ればボタン歩く姿はユリの花 生まれながらの素質 ボタン

シャクヤク 「華燭の典」

ボタン科 ボタン属(Paeonia) 
原産国:中国   多年草
別名:「花の宰相」(はなのさいしょう)。
牡丹は【樹木】で、シャクヤクは【草】に分けられます。
ですから、お花屋さんで(切り花)見られるのは「シャクヤク」で、
植木屋さん(鉢植え)で見られるのが「牡丹」と覚えると、ほぼ間違いないです。

「立てば芍薬、座ればボタン、歩く姿はユリの花」

意味は《シャクヤクのように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚》だそうです。最近ではあまり聞かない諺(ことわざ)ですね。
左側が蕾です。そして咲いてくると右側のように大きくなってきます。
信じられないくらい大きく豪華になるんですよ。
 
このお花は「シャクヤク」なんですが「牡丹(ボタン)」とほとんど見分けがつきません。

漢方薬

シャクヤクの水あげ方法 芍薬の花言葉 漢方薬 ギリシャ神話 

シャクヤク 「かぐや姫」

そしてよく耳にするのが【漢方】です。
ギリシャ神話によると、”医の神”ペオン(Paeon)が、オリンポス山から取ってきたシャクヤクの根によって黄泉(よみ)の国の国王 「プルートー」の傷を治しました。
シャクヤクは死者の国の王の病も治すほどの万能薬ということで、漢方薬の中でも極めて重要な植物の一つなんだそうです。
消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬なんですね。

 
この辺はちょっと難しので飛ばします。
薬草として口にするものいいんですが、
それだけではもったいないほどの美しさですね。
だから品種改良が進んだんだと思います。。

◎かぐや姫

雪国の魚沼産です。
魚沼は「お米」や「お酒」だけではないんですね。
きれいな「お花」も名産なんです。
この芍薬もそうです。
淡くやわらかい色が初夏の訪れを告げてます。
そして『かぐや姫』の清涼な香りがまさに≪お姫様≫ですね。
 
【10日間だけ地上に降り立つ麗しの姫君。。。】
とサブタイトルが付くくらいです。
 
『かぐや姫』は月に帰ってしまいますよね
この芍薬も10日間で土に還ってしまいます。
でも、こころには沢山の想いを残してくれるということなのでしょう。


 
ふっくらとして、たっぷりとした花びら。
生産者の方が花びらを数えたところ160枚以上あったそうです。スゴイっです!
繊細でしなやかな芍薬『かぐや姫』を一度是非お試しあれ。
 

☆シャクヤクの咲かせ方・水あげ方法

ポイント1:足元を叩いて潰してください。

お花を生ける直前にカットをして、硬い物で叩いて足元を潰してください。咲き始めるまで茎をカットするたびに叩いて潰してください。
シャクヤクの場合、普通の水あげとは少し違います。
この方がより良くお水があがります。

ポイント2:お花を水で洗ってください。

ちょっとためらってしまうかもしれませんが、シャクヤクのお花は蜜がたくさん出ます。
この蜜が花びらの表面に出て花びら同士がくっ付き、お花を咲かせるのを邪魔してしまします。
蜜が出ていれば表面が濡れているかの様にテカテカしています。
触れば蜜が指に付くので直ぐにわかります。
(蜜が出てない場合は、洗わないでください。)
 
注:但し、短時間で軽く水で洗い流す程度にしてください。

シャクヤクの水あげ方法 シャクヤクの咲かせ方 花言葉

シャクヤク 「華燭の典」

ポイント3:上記を二つとも試しても咲きそうにないなら。。。

短く切ってしまってください。
お花屋さんでシャクヤクを買ってきた時は、きっと茎は長いと思います。
「いつもシャクヤクは咲かない」という方は、初めに思い切って半分くらいにカットしてみてください。そしてポイント1・2をすると、ほとんど咲きます。