サクラの花言葉は【優れた美人】
春の象徴:日本の国花
日本では数百万年前から自生していると言われています。
サクラのおおもとの原産地はヒマラヤ近郊と考えられていて、北半球の温帯に広範に分布しています。
日本とは古くから親しまれたお花の一つで、春の象徴ですね。
春の行楽行事の中で上位を占めるほど桜は人気で、日常よく使われている百円硬貨の表にも、サクラのデザインがされているほど、日本人とは深い絆があるお花だと思います。日本の国花(他に菊がある)
そしてぱっと花を咲かせた後、散ってゆく桜の儚さや潔(いさぎよ)さが
日本の人たちに非常に好まれたんですね。
ただ、「潔さ」とは良い意味で使うというよりも、
あまり良くない事に使われる事の方が多かったみたいです。
《ぱっと咲いて、さっと散る》
「武士道」のたとえとされていたようです。
でも、そのようにすぐに花が散ってしまう様は、
家が長続きしないという想像を抱かせたため、
意外と桜を家紋とした武家は少なかったようです。
サクラの特徴
写真は「桃」ですサクラの特徴として、同じバラ科に属しているモモやウメは花柄が短く枝に付くように咲きますが、サクラの品種はこれらと違って長い花柄をもっていて、花が枝からはなれて咲きます。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言う諺(ことわざ)があります(^^;)。これは傷口が傷みやすく、剪定には不向きとされている為です。実際、『台風などで枝が折れる、観光客に枝が折られる』などの被害を受けるとその傷口から腐って一気に枯れてしまうこともあります。
サクラはデリケートなので、大切にしましょうね。
サクラは何故春になると咲くんでしょう?
不思議ですよね。サクラは何故「春」だと分かるんでしょう?。。。
それは、サクラは夏に来年に咲く花芽を作るからです。
花芽を作ると葉で休眠ホルモンを作り休眠を始めます。サクラが冬の間一定期間寒さに置かれることによって、花の蕾が休眠から覚める状態になり、その後暖かくなり始めると開花を迎えます。(休眠打破)
この工程は一般的には冬から春にかけて行われることが多いんですが、秋に何らかの影響で葉がなくなった場合、休眠ホルモンが足りず、寒い日が二、三日経ってその後温かい日が続くと、この条件を満たしてしまい、狂い咲きが起きます。(狂い咲きではなく、十月頃に花を咲かせる品種もあります。)